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AWS各サービス概要一覧|AWS認定試験対策

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当ブログの内容は筆者の経験と知識に基づいていますが、AWSのサービスおよび認定試験は定期的にアップデートされています。もし記事に誤りや古い情報がある場合、お手数ですが「コメント」や「お問い合わせ」からお知らせいただければ幸いです。読者の皆様からの貴重なフィードバックを歓迎しており、正確かつ有益な情報を提供できるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

AWSの各サービスの概要を一覧化しました。概要のみをサクッと知りたい場合にご利用ください。

各サービスは、ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルの試験範囲から抜粋しています。
ソリューションアーキテクト – アソシエイトの試験範囲に含まれるサービスには「 * 」を付けています。

プロフェッショナルの試験範囲はこちら↓
AWS Certified Solutions Architect – Professional (SAP-C02) 試験ガイド

アソシエイトの試験範囲はこちら↓
AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03) 試験ガイド

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分析(Analytics)

Amazon Athena *

Amazon Athenaは、AWSが提供するサーバーレスのインタラクティブクエリサービスです。Athenaは、SQLを使用してAmazon S3に保存されたデータを直接クエリすることができ、データを迅速かつ簡単に分析することができます。

AWS Data Exchange *

AWS Data Exchangeは、クラウド上でデータの取得や配布を効率的に行うためのサービスです。企業や個人は、このプラットフォームを通じてさまざまなデータプロバイダーから提供されるデータセットを簡単に検索、サブスクライブ、および使用することができます。AWS Marketplaceとの統合により、迅速で安全なデータ取引が可能です。

AWS Data Pipeline *

AWS Data Pipelineは、データの移動や変換、処理を自動化するためのクラウドベースのサービスです。複雑なデータワークフローを簡単に定義し、スケジュールに従ってデータ処理を実行することができます。これにより、異なるAWSサービスやオンプレミスデータソース間でデータを効率的に管理できます。

※2024年7月25日をもって、AWS Data Pipelineの新規利用は終了しています。

Amazon EMR *

Amazon EMR(Elastic MapReduce) は、AWS 上でビッグデータ処理を行うためのクラウドサービスです。Hadoop、Spark、HBase などのビッグデータフレームワークを簡単に利用でき、データの処理や分析をスケーラブルかつコスト効率良く実行することが可能です。

AWS Glue *

AWS Glue は、フルマネージドのETL(Extract, Transform, Load)サービスで、データの準備と変換を自動化し、分析や機械学習のためのデータレイクやデータウェアハウスの構築を容易にします。複雑なデータ処理をシンプルにし、時間と労力を大幅に削減することができます。

Amazon Kinesis Data Analytics *

Amazon Managed Service for Apache Flink(旧 Amazon Kinesis Data Analytics)は、リアルタイムのデータストリームを分析し、迅速な意思決定を支援するAWSのマネージドサービスです。Apache Flinkは分散データ処理エンジンであり、ストリーミングデータをリアルタイムに処理することができます。データが発生した瞬間に分析・処理を行えるため、ビジネスに即座に反映できるリアルタイムのインサイトを得ることが可能です。

Amazon Kinesis Data Firehose *

Amazon Data Firehose(旧 Amazon Kinesis Data Firehose)は、リアルタイムでデータをストリーミングしてデータレイクやデータストアに直接ロードするためのフルマネージドサービスです。データを自動でバッチ処理し、Amazon S3、Amazon Redshift、Amazon OpenSearch Service(旧 Elasticsearch)、さらにはカスタムのHTTPエンドポイントなどへ直接配信できます。データの送信元にはAmazon Kinesis Data Streamsを選択でき、数回クリックするだけでリアルタイムデータのストリーミングを開始することができます。

Amazon Kinesis Data Streams *

Amazon Kinesis Data Streamsは、リアルタイムでデータを取り込み、処理するためのスケーラブルなサービスです。大量のデータストリームを迅速に処理し、分析やリアルタイムアプリケーションに利用できます。

AWS Lake Formation *

AWS Lake Formationは、データレイクを迅速かつ簡単に構築・管理するためのサービスです。データレイクとは、さまざまな形式のデータを大規模に保存し、分析や機械学習などに活用できるリポジトリのことです。Lake Formationは、データの収集、整理、カタログ化、アクセス制御を効率的に行うためのツールを提供し、企業がデータ駆動型の意思決定をサポートします。

Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK) *

Amazon Managed Streaming for Apache Kafka(Amazon MSK)は、Apache Kafkaの運用をマネージドサービスとして提供するAWSのサービスです。Apache Kafkaは、リアルタイムデータストリーミングに利用されるオープンソースの分散型イベントストリーミングプラットフォームです。Amazon MSKは、Kafkaクラスターのプロビジョニング、管理、スケーリングを自動化し、信頼性とセキュリティを高めつつ、Kafkaの使用を容易にします。

Amazon OpenSearch Service *

Amazon OpenSearch Serviceは、オープンソースの分散検索エンジンであるElasticsearchとそのフォーク(派生)であるOpenSearchをマネージドサービスとして提供するAWSのサービスです。このサービスを使用することで、大規模なログ分析、検索、モニタリングなどの作業をスケーラブルでセキュアな環境で実行できます。

Amazon QuickSight *

Amazon QuickSightは、AWSが提供する高速で使いやすいビジネスインテリジェンス(BI)サービスです。サーバレスで機械学習を利用した、インタラクティブなダッシュボードを作成することができます。直感的なインターフェースでデータ分析が可能なため、技術的な知識が少ないビジネスユーザーでも容易にデータからインサイトを得られます。

アプリケーション統合(Application Integration)

Amazon AppFlow *

Amazon AppFlow は、AWS上で提供されるフルマネージドなデータ統合サービスで、SaaS(Software as a Service)アプリケーションとAWSサービス間のデータ転送を自動化します。コードを書くことなく、数クリックでデータの移動や変換を設定できるため、データ統合の複雑さを大幅に軽減します。

AWS AppSync *

AWS AppSync は、リアルタイムなデータ操作を容易にするフルマネージドのGraphQLサービスです。複数のデータソース(DynamoDB、Lambda、RDSなど)からのデータを統合し、効率的なAPI開発をサポートします。モバイルやウェブアプリケーションでのリアルタイム更新やオフライン機能が必要な場合に最適です。

Amazon EventBridge *

Amazon EventBridge は、サービス間のイベント駆動型アーキテクチャを実現するためのサーバーレスイベントバスです。AWSサービス、SaaSアプリケーション、自社アプリケーションからのデータを受信し、指定されたターゲットにイベントを橋渡しします。これにより、分散システム間でのリアクティブな処理が可能になります。

Amazon MQ *

Amazon MQは、AWSが提供するフルマネージドのメッセージブローカーサービスで、Apache ActiveMQとRabbitMQをサポートしています。オンプレミスで動作するアプリケーションをクラウドへ移行する際、SQSやSNSではAWS独自のプロトコルとなるため、代わりに標準的なプロトコルをサポートするAmazon MQを利用することができます。

Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) *

Amazon Simple Notification Service (SNS) は、クラウドベースのメッセージングサービスであり、プッシュ型通知を多くのサブスクライバーにリアルタイムで配信することができます。SNSは、アプリケーションやマイクロサービス間の通信や、ユーザーへの通知に使用され、SMS、Eメール、HTTP/HTTPS エンドポイント、AWS Lambda、Amazon SQS などにメッセージを配信することが可能です。

Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) *

Amazon Simple Queue Service (SQS) は、分散システム間でメッセージを非同期に送受信するためのマネージドメッセージキューサービスです。これにより、異なるコンポーネント間での連携が容易になり、アプリケーションの可用性やパフォーマンスを向上させることができます。SQSは、標準キューとFIFO(First-In-First-Out)キューの2種類のキューを提供しています。

AWS Step Functions *

AWS Step Functionsは、AWSが提供するフルマネージドのワークフローサービスです。複数のAWSサービスやカスタムアプリケーションのコンポーネントをシームレスに統合し、ビジネスプロセスやデータ処理パイプラインを簡単に設計、実行、監視することができます。

ブロックチェーン(Blockchain)

Amazon Managed Blockchain

Amazon Managed Blockchainは、企業が簡単にブロックチェーンネットワークを作成、管理、運用できるフルマネージドサービスです。ブロックチェーン技術を使って、信頼性の高い分散型台帳を構築し、複数の組織間でデータを安全に共有できます。このサービスは、一般的なオープンソースフレームワークであるHyperledger FabricとEthereumをサポートしており、柔軟性とセキュリティを提供します。

ビジネスアプリケーション(Business Applications)

Alexa for Business

Alexa for Businessは、Amazonの音声アシスタントAlexaをビジネス環境で活用するためのサービスです。企業はAlexaを使って会議室の予約や、スケジュール管理、タスクの自動化など、業務を効率化できます。音声操作による簡単な操作性を通じて、従業員の生産性を向上させることを目指します。

※2023年5月31日にAlexa for Businessは廃止されています。

Amazon Simple Email Service (Amazon SES)

Amazon Simple Email Service (Amazon SES) は、企業や開発者が大規模なメール送信を容易に行えるクラウドベースのEメール送信サービスです。コスト効率が高く、信頼性があり、トランザクションメール、マーケティングメール、通知メールなど、様々なメールタイプに対応しています。

クラウド財務管理(Cloud Financial Management)

AWS Budgets *

AWS Budgetsは、AWSのクラウドコスト管理と予算設定をサポートするツールです。予算の設定や支出のモニタリング、使用状況の追跡が簡単に行え、設定した予算に対する支出の超過が予想される場合にはアラートを受け取ることができます。これにより、クラウドコストをより効率的に管理し、予算内で運用するための意思決定を支援します。

AWS Cost and Usage Report *

AWS Cost and Usage Report(AWS CUR)は、AWSアカウントのコストと使用状況を詳細に追跡できるレポートサービスです。このサービスは、AWSのすべてのリソースに対するコストと使用データを提供し、クラウドコスト管理をより正確に行うための基盤を提供します。特に、複雑なAWS環境を持つ企業にとって、コスト分析やリソースの最適化に役立つツールです。

AWS Cost Explorer *

AWS Cost Explorerは、AWSのコストと使用状況を視覚的に分析・管理するためのツールです。このツールを使うことで、アカウント全体のコストトレンドを把握し、リソースの最適化やコスト削減の機会を発見することができます。特に、時間の経過に伴うコストの変動を簡単に追跡できるため、クラウドコストの管理において非常に有用です。

Savings Plans *

Savings Plansは、AWSでの使用量に応じて料金を割引する柔軟な料金プランです。主に計画的にリソースを使用するユーザーに向けたもので、特定の利用範囲に対して長期的なコミットメントを行うことで、従量課金よりもコストを抑えることができます。Savings Plansには、異なる利用ニーズに応じた2つのタイプがあり、AWSサービスのコスト管理において重要な役割を果たします。

コンピューティング(Compute)

AWS App Runner

AWS App Runnerは、開発者がインフラの管理を行うことなく、コードやコンテナイメージから自動的にWebアプリケーションをビルド、デプロイ、スケーリングできるフルマネージドなサービスです。AWS App Runnerは、開発プロセスを簡略化し、迅速にアプリケーションを本番環境にリリースするのに役立ちます。

AWS Auto Scaling *

AWS Auto Scalingは、アプリケーションの需要に応じて、インフラストラクチャを自動的にスケーリングするためのサービスです。これにより、リソースの最適化とコスト効率の向上が可能となり、アプリケーションが安定して高パフォーマンスを維持するのに役立ちます。

※2023年11月に新規開発投資が中止されています。そのため、新規利用は非推奨で、各サービスのApplication Auto Scaling機能を利用することが推奨されています。ただし、バグ修正は引き続き提供されます。

AWS Batch *

AWS Batch は、バッチ処理ジョブを簡単に実行できるマネージドサービスです。AWS Batchを使用することで、インフラストラクチャの管理やスケジューリングを自動化し、数千のコンテナ化されたジョブを効率的に処理できます。これにより、大量のデータ処理やコンピューティングリソースの動的な調整が容易になります。

Amazon EC2 *

Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2) は、AWSが提供する仮想サーバー(インスタンス)をクラウド上で提供するサービスです。ユーザーは、物理サーバーの購入や管理をすることなく、オンデマンドでコンピューティングリソースを利用でき、必要に応じてスケールアップやスケールダウンが可能です。幅広いインスタンスタイプや機能を有しており、多様なワークロードに対応します。

Amazon EC2 Auto Scaling *

Amazon EC2 Auto Scalingとは、EC2インスタンスを需要(負荷状況)に応じてスケールアウトまたはスケールインすることができるマネージドサービスです。このサービスを利用することで、必要な時に必要な分だけ利用できるというクラウドのメリットを簡単に享受することができ、コスト効率の優れたシステムを構築することが可能となります。

AWS Elastic Beanstalk *

Elastic Beanstalkは、PaaS(Platform as a Service)の一種で、ウェブアプリケーションやサービスを簡単にデプロイおよび管理できるプラットフォームサービスです。開発者はコードをアップロードするだけで、Elastic Beanstalkがインフラストラクチャを自動的にプロビジョニングし、負荷分散、スケーリング、モニタリング、アプリケーションの状態管理を行います。これにより、インフラの設定や管理の手間を大幅に削減し、開発に集中できます。

AWS Fargate *

AWS Fargate は、コンテナの運用においてインフラストラクチャの管理を不要にするサーバーレスコンピューティングエンジンです。ユーザーはコンテナを実行するためのインフラストラクチャを管理する必要がなく、コンテナに集中できます。Fargateは、Amazon ECSやAmazon EKSとシームレスに連携し、アプリケーションのデプロイを簡素化します。

AWS Lambda *

AWS Lambdaは、コードの実行に必要なサーバーなどの管理を行わずに、スケーラブルなアプリケーションを実行するための基盤を提供するサーバーレスコンピューティングサービスです。イベント駆動型で、リクエストに応じてコードが自動的にスケールし、必要なときにだけリソースが消費されます。これにより、開発者はインフラの管理を気にせずに、コードのビジネスロジックに集中できます。一般にFaaS(Function-as-a-Service)に分類されます。

Amazon Lightsail *

Amazon Lightsailは、AWSが提供する仮想サーバーサービスで、小規模なウェブサイトやアプリケーションを迅速に立ち上げるために最適化されています。Lightsailは、仮想サーバー、ストレージ、ネットワーキング、DNS管理などをシンプルなインターフェースで提供し、初心者や中小企業に最適なソリューションとなっています。

AWS Outposts *

AWS Outpostsは、AWSのクラウドサービスを自社のデータセンターやオンプレミス環境に拡張するためのソリューションです。これにより、AWSのインフラとサービスを自社環境で直接利用できるようになり、ハイブリッドクラウドの導入を容易にします。Outpostsは、オンプレミスでの低レイテンシー要件やデータのローカリティを確保しながら、AWSクラウドの利便性を活用したいユースケースに最適です。

AWS Wavelength *

AWS Wavelengthは、5Gネットワークと統合されたクラウドサービスを提供するためのAWSインフラです。これにより、エッジコンピューティングが可能となり、低レイテンシーが求められるアプリケーションやサービスを5Gネットワークの近くで直接実行できます。Wavelengthは、通信事業者と連携して提供され、エンドユーザーにより高速で応答性の高い体験を提供します。

コンテナ(Containers)

Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) *

Amazon Elastic Container Registry(Amazon ECR)は、コンテナイメージを簡単かつ安全に保存、管理、デプロイできるフルマネージドのコンテナレジストリサービスです。ECRはAWSの他のサービスと緊密に連携し、Amazon ECSやAmazon EKSなどのコンテナ管理サービスとシームレスに統合されています。

Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) *

Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)は、Dockerコンテナを大規模にデプロイ、管理するためのフルマネージド型コンテナオーケストレーションサービスです。ECSは、EC2やFargateといったインフラ上でコンテナを実行し、リソースの管理やスケーリングを簡素化します。企業の要件に応じた柔軟なワークロード運用をサポートするため、開発者にとって強力なツールとなっています。

Amazon ECS Anywhere *

Amazon ECS Anywhereは、AWSのフルマネージドなコンテナオーケストレーションサービスであるAmazon Elastic Container Service (ECS) の拡張機能で、オンプレミスや他のクラウド環境でもコンテナを実行できるようにするサービスです。これにより、ユーザーはAWSのインフラに限らず、自分たちのデータセンターや他のクラウドプロバイダー上でもECSの利便性を享受できます。

Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) *

Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)は、Kubernetesをフルマネージドで提供するサービスです。EKSは、AWS上でKubernetesのクラスタを簡単にデプロイ、管理するためのプラットフォームを提供し、コンテナ化されたアプリケーションのオーケストレーションを効率化します。これにより、オンプレミスからクラウドへの移行が容易になるほか、ハイブリッドクラウド環境でも一貫性のある運用が可能です。

Amazon EKS Anywhere *

Amazon EKS Anywhereは、AWSのマネージドKubernetesサービスであるAmazon Elastic Kubernetes Service (EKS) の拡張機能です。これにより、オンプレミスや他のクラウド環境でKubernetesクラスターを運用しながら、AWSのEKSと同じツールとワークフローを使用できます。企業は、既存のオンプレミス環境を活用しつつ、Kubernetesの一貫した運用と管理を実現します。

Amazon EKS Distro *

Amazon EKS Distroは、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) で使用されているKubernetesのディストリビューションをオンプレミスや他のクラウド環境でも利用できるようにしたオープンソースのソフトウェアです。これにより、AWS外でのKubernetes運用でも、EKSと同じバージョンのKubernetesと関連ソフトウェアを使用して一貫した環境を構築できます。
※Amazon EKS Anywhere は、Amazon EKS Distro上に構築されています。

データベース(Database)

Amazon Aurora *

Amazon Aurora は、AWS が提供するリレーショナルデータベースサービスで、MySQL および PostgreSQL と互換性があります。Aurora は従来のデータベースの最大5倍のスループットを提供し、高い可用性と耐障害性を実現します。

Amazon Aurora Serverless *

Amazon Aurora Serverless は、MySQLおよびPostgreSQL互換のリレーショナルデータベースを提供するAmazon Auroraのサーバーレス版です。従来のAuroraと同じ高性能と高可用性を持ちながら、自動でスケーリングし、必要なときにだけリソースを消費するため、コスト効率が非常に高いのが特徴です。予測が難しいワークロードや不定期に利用されるアプリケーションに最適です。

Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) *

Amazon DocumentDBは、AWSが提供するフルマネージドのドキュメントデータベースサービスです。MongoDB互換のAPIを持ち、スケーラブルで高可用性を提供しつつ、開発者が使い慣れたMongoDBのツールやドライバーを使用できます。これにより、大規模なドキュメントデータを効率的に保存、クエリ、インデックス、分析することが可能です。

Amazon DynamoDB *

Amazon DynamoDB は、AWS が提供する完全マネージド型の NoSQL データベースサービスです。キーと値のペア、もしくはドキュメント形式でデータを保存し、ミリ秒単位のレイテンシで高速な読み書きが可能です。スケーラビリティ、可用性、セキュリティに優れ、大規模なアプリケーションのデータストアとして広く利用されています。

Amazon ElastiCache *

Amazon ElastiCacheは、AWSが提供するフルマネージドのインメモリデータストアおよびキャッシュサービスです。データベースのクエリをメモリにキャッシュすることで、データベースのパフォーマンスを向上させ、アプリケーションのレスポンスを高速化します。ElastiCacheは、RedisとMemcachedという2つの人気のあるオープンソース技術をサポートしています。

Amazon Keyspaces (Apache Cassandra 向け) *

Amazon Keyspacesは、Apache Cassandra 互換のフルマネージド型の NoSQL データベースサービスです。これにより、既存のCassandraアプリケーションをほぼそのままAWS環境に移行し、スケーラブルかつ高可用性のデータベースインフラを利用することができます。

※Appache Cassandraとは…
オープンソースの分散型データベースで、NoSQLデータベースの一つです。もともとFacebook社が開発し、後にApacheライセンスの下で公開されました。Cassandraはデータを複数のノードに分散して保存し、ハッシュ値によって記録するノードを選択する仕組みを持っています。このため、一部のノードが故障してもシステム全体の可用性が保たれ、大規模なデータセットの管理に適しています。さらに、ノードを追加することで簡単にスケールアウトが可能で、データ構造を柔軟に変更できるスキーマレスデザインを採用しています。このような特徴により、Cassandraは高いスケーラビリティと信頼性を提供し、FacebookやNetflixなどの大規模なWebサービスで広く利用されています。

Amazon Neptune *

Amazon Neptuneは、グラフデータを扱うために設計されたフルマネージド型のグラフデータベースサービスです。グラフデータベースは、データの関係性を効率的に管理するのに適しており、ソーシャルネットワークサービス、レコメンデーションシステム、ナレッジグラフなどの用途で利用されます。

Amazon RDS *

Amazon Relational Database Service(RDS)は、AWSが提供するフルマネージドのリレーショナルデータベースサービスです。データベースのセットアップ、運用、スケーリングを簡素化し、パフォーマンス、可用性、セキュリティを向上させます。

Amazon Redshift *

Amazon Redshiftは、AWSが提供するフルマネージドのデータウェアハウスサービスです。大規模なデータセットを効率的に分析し、高速なクエリパフォーマンスを提供します。Redshiftは、ペタバイト規模のデータを迅速に処理し、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールと統合することで、データ分析を強力にサポートします。

Amazon Timestream

Amazon Timestream は、時系列データを効率的に保存、処理、分析するためのサーバーレスなデータベースサービスです。センサーやIoTデバイスから生成されるデータ、アプリケーションのログ、リアルタイム分析など、時系列データに特化して設計されています。自動スケーリングとインメモリテクノロジーを活用し、迅速なデータ処理と低コストでの運用が可能です。

デベロッパーツール(Developer Tools)

AWS Cloud9

AWS Cloud9は、クラウドベースの統合開発環境(IDE)で、ブラウザ上でコードの記述、実行、デバッグを行えるサービスです。特に、フルスタックのウェブ開発やサーバーレスアプリケーションの構築に最適で、AWSリソースとのシームレスな統合が可能です。ローカル環境を設定する必要がなく、どこからでも開発を始められるのが特徴です。

AWS CodeArtifact

AWS CodeArtifactは、ソフトウェアパッケージのリポジトリをホスティングおよび管理するための完全マネージド型サービスです。開発者がパッケージを安全に共有し、組織内での依存関係管理を効率化できます。CodeArtifactは、さまざまなパッケージ管理システムに対応しており、セキュアでスケーラブルな環境を提供します。

AWS CodeBuild

AWS CodeBuildは、フルマネージドなビルドサービスです。CodeCommitやS3などからソースコードをコンパイルし、デプロイ可能なアーティファクトを生成することができます。従来のオンプレミス環境でのビルドプロセスと異なり、AWS CodeBuildは完全にクラウドベースであり、ビルドサーバーの管理やスケーリングを自動的に行うため、開発者はインフラの管理に手を煩わせることなく、効率的にビルドを実行できます。

※アーティファクトとは、ソフトウェアパッケージやライブラリ、zipファイル、アプリケーションなどのファイルで、デプロイに使用されます。

AWS CodeCommit

AWS CodeCommitは、AWSが提供するクラウドベースのGitリポジトリサービスです。従来のGitリポジトリと同様に、コードのバージョン管理、コラボレーション、コードレビューが可能ですが、AWSのインフラ上でホストされているため、高いセキュリティと可用性が保証されます。また、他の各種Codeサービスとのシームレスな統合が特徴であり、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)パイプラインを容易に構築することができます。

AWS CodeDeploy

AWS CodeDeployは、アプリケーションのサーバーへのデプロイを自動化するフルマネージドサービスです。デプロイ先にはEC2、ECS、Lambda、オンプレミスサーバーなど様々な環境を指定できます。これにより、アプリケーションのリリースプロセスを自動化し、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、新しいバージョンのデプロイを効率的に行うことができます。AWS CodeDeployは、様々なデプロイ方法に対応しており、ソフトウェアの安定性と可用性を高めることが可能です。

Amazon CodeGuru

Amazon CodeGuruは、機械学習を活用して、コードに欠陥がある部分やアプリケーションで最も実行コストが高い箇所を特定し、ソフトウェアコードの品質向上とパフォーマンス最適化を支援する開発ツールです。CodeGuruには、コードレビューとランタイムプロファイリングの機能があり、コードの潜在的な問題や非効率な箇所を自動的に検出して改善提案を行います。これにより、開発者は効率的にバグを修正し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。

AWS CodePipeline

AWS CodePipelineは、ソフトウェアのリリースプロセスを自動化するためのフルマネージドなCI/CDサービスです。CodePipelineは、ソースコードのビルド、テスト、デプロイの各段階を自動で繋ぎ合わせ、迅速かつ信頼性の高いリリースをサポートします。これにより、アプリケーションの更新や機能追加がスムーズに行え、リリースの頻度を高めることができます。

AWS CodeStar

AWS CodeStarは、クラウド上でのソフトウェア開発を迅速かつ効率的に開始するための統合開発環境です。CodeStarを使用すると、数分でプロジェクトを立ち上げ、コーディング、ビルド、テスト、デプロイの各プロセスを一貫して管理できます。CodeStarは、他のAWS開発ツール(CodeCommit、CodeBuild、CodeDeployなど)と統合されており、チーム全体での協力とプロジェクトの可視化を容易にします。

※AWS CodeStarは、2024年7月31日をもってサポート終了となっています。

AWS X-Ray *

AWS X-Rayは、分散アプリケーションのパフォーマンスを分析およびデバッグするためのサービスです。クラウド環境で複数のマイクロサービスを利用する場合、問題の特定やトラブルシューティングが困難になることがあります。AWS X-Rayを使うことで、アプリケーションのリクエストがどのように処理されるかを可視化し、遅延やエラーの原因を迅速に特定することができます。

エンドユーザーコンピューティング(End User Computing)

Amazon AppStream 2.0

Amazon AppStream 2.0は、ユーザーにデスクトップおよびアプリケーションへのセキュアなアクセスを提供するフルマネージドのストリーミングサービスです。これにより、企業はデスクトップのアプリケーションをクラウドでホストし、ユーザーがどのデバイスからでもアプリケーションを利用できるようになります。インストールや設定が不要で、ブラウザ経由でアプリケーションにアクセスできるため、エンドユーザーの柔軟性と生産性が向上します。

Amazon WorkSpaces

Amazon WorkSpacesは、クラウドベースのデスクトップ仮想化サービスです。企業はこのサービスを利用して、従業員にセキュアな仮想デスクトップ環境を提供できます。ユーザーはどこからでも自分のデスクトップにアクセスできるため、リモートワークの効率を大幅に向上させます。

フロントエンドのウェブとモバイル(Frontend Web and Mobile)

AWS Amplify *

AWS Amplifyは、ウェブおよびモバイルアプリケーションを開発するための一連のツールとサービスを提供するプラットフォームです。Amplifyは、フロントエンドからバックエンドまでをシームレスに統合し、開発者が最小限のコードで、スケーラブルかつセキュアなアプリケーションを構築できるように設計されています。

Amazon API Gateway *

Amazon API Gatewayは、開発者がAPIを簡単に作成、公開、保守、監視、保護するためのフルマネージドサービスです。Webアプリケーションやモバイルアプリケーション、マイクロサービスアーキテクチャにおいて、クライアントとバックエンドサービスをつなぐAPIを迅速に提供することが可能です。API Gatewayは、スケーラブルで高パフォーマンスなAPI管理をサポートし、セキュリティや認証、リクエストの制御といった機能も豊富に備えています。

AWS Device Farm *

AWS Device Farmは、AWSがホストする実機のモバイル端末にアクセスし、アプリケーションの動作確認を行えるサービスです。実際のスマートフォン、タブレット、またはウェブブラウザを使用してアプリケーションの動作を検証することで、開発者がバグや互換性の問題を早期に発見し、品質を向上させることができます。このサービスにより、開発者は物理的なテスト環境を用意する手間やコストを削減でき、効率的にアプリケーションのテストを行えます。

Amazon Pinpoint *

Amazon Pinpointは、顧客に対してパーソナライズされたメッセージを送信し、顧客との関係を深めるためのマーケティングサービスです。企業は、メール、SMS、プッシュ通知などを活用して、ターゲットオーディエンスにリーチすることができ、キャンペーンの効果をリアルタイムで分析することができます。このサービスは、マーケティング担当者や開発者が容易に利用でき、効果的なコミュニケーション戦略を構築するのに役立ちます。

IoT(Internet of Things (IoT))

AWS IoT Analytics

AWS IoT Analyticsは、IoTデバイスから生成される膨大なデータを効率的に収集、処理、分析するためのフルマネージドサービスです。IoTデータは時系列データであることが多く、構造が複雑なため、適切なツールが必要です。AWS IoT Analyticsを使うことで、データのクリーニング、変換、クエリ実行、そして機械学習モデルのトレーニングなどを一元的に行うことができます。

AWS IoT Core

AWS IoT Coreは、IoTデバイスをクラウドに簡単かつ安全に接続できるフルマネージドサービスです。このサービスを利用することで、数百万台のデバイスがスケーラブルにクラウドへ接続され、リアルタイムでのデータ収集と分析が可能になります。デバイス間の通信や、クラウドサービスとのシームレスな連携を実現し、IoTソリューションの構築を大幅に簡素化します。

AWS IoT Device Defender

AWS IoT Device Defenderは、IoTデバイスのセキュリティを強化するためのフルマネージドサービスです。このサービスを使用すると、接続されているデバイスの挙動を監視し、異常なアクティビティを検出してアラートを発することができます。セキュリティポリシーの適用と、脅威からの保護を自動化することで、IoT環境全体のセキュリティを維持します。

AWS IoT Device Management

AWS IoT Device Managementは、大規模なIoTデバイス群を効率的に管理するためのフルマネージドサービスです。デバイスの登録、組織、モニタリング、リモート管理など、IoTデバイスのライフサイクル全体を一元的に管理する機能を提供します。このサービスにより、IoTデバイスの導入と運用が簡素化され、スケーラビリティやセキュリティも向上します。

AWS IoT Events

AWS IoT Eventsは、IoTデバイスからのデータをリアルタイムで監視し、異常や特定の条件に基づいてイベントを検出するサービスです。異常を自動的に検出し、設定した条件に従ってアクションをトリガーすることで、IoTシステム全体の運用効率を向上させます。

AWS IoT Greengrass

AWS IoT Greengrassは、エッジデバイス上でローカル処理、メッセージング、データキャッシング、および機械学習を実行できるサービスです。これにより、デバイスがクラウドとの接続がない場合でも、自律的に動作し、クラウドとシームレスに連携できます。AWS IoT Greengrassは、産業機器、車両、家庭用デバイスなど、さまざまなIoTデバイスに対応しており、エッジコンピューティングを容易にします。

AWS IoT SiteWise

AWS IoT SiteWiseは、産業機器からのデータ収集、分析、可視化を支援するサービスです。工場や製造設備、インフラ設備などのデータを効率的に収集し、リアルタイムでの分析やパフォーマンスの監視を可能にします。これにより、設備の稼働状況や異常の早期発見が実現し、運用効率の向上に貢献します。

AWS IoT Things Graph

AWS IoT Things Graphは、IoTデバイスやクラウドサービスを視覚的に接続し、複雑なIoTアプリケーションを簡単に構築できるサービスです。デバイスやサービス間のフローをドラッグ&ドロップで作成できるため、プログラミングの知識がなくても、直感的にIoTワークフローを設計・実行できます。

※2022年11月頃にAWS IoT Things Graphの機能は「AWS IoT TwinMaker」へ移行されています。

AWS IoT 1-Click

AWS IoT 1-Clickは、ボタンのクリックだけで簡単にIoTデバイスを設定し、クラウドサービスと連携させることができるサービスです。コードを書くことなく、デバイスをAWSサービスに接続でき、迅速にIoTアプリケーションを展開できます。特に、特定のアクションをトリガーするようなシンプルなユースケースに適しています。

※AWS IoT 1-Clickは、2024年12月にサービス終了を予定しています。

機械学習(Machine Learning)

Amazon Comprehend *

Amazon Comprehendは、自然言語処理(NLP)を利用して、テキストデータの中から重要な情報を自動的に抽出するマネージドサービスです。機械学習を活用してテキストの感情分析、エンティティ認識、キーフレーズ抽出などを行い、テキストの意味を理解しやすくします。コーディングの知識がなくても、簡単にNLPの機能を利用できるため、さまざまな業種で幅広く活用されています。

Amazon Forecast *

Amazon Forecastは、時系列データの予測サービスです。機械学習(ML)を活用して、将来の需要、売上、在庫レベルなどの予測を精度高く行うことができます。データサイエンスの専門知識がなくても、過去のデータをもとに複雑な予測モデルを簡単に作成できるため、ビジネスの意思決定を支援します。

Amazon.comでの需要予測で実際に利用されているテクノロジーが活用されています。

Amazon Fraud Detector *

Amazon Fraud Detectorは、AWSが提供するフルマネージドの不正検出サービスです。機械学習(ML)を利用して、取引やアカウント作成などの不正行為をリアルタイムで検出します。これにより、不正行為による損失を最小限に抑え、顧客体験を向上させることができます。専門的な機械学習の知識がなくても、Amazon Fraud Detectorを活用して効果的な不正防止対策を実現できます。

Amazon Kendra *

Amazon Kendraは、企業向けに設計された文書検索サービスです。自然言語処理(NLP)を用いて、社内文書やデータベースなどから高度な検索結果を提供します。Amazon Kendraを利用すると、ユーザーは質問形式で検索を行い、関連性の高い情報を迅速に見つけることができます。

Amazon Lex *

Amazon Lexは、音声およびテキストを理解して会話型インターフェイスを構築できるサービスです。Amazon Alexaで使われている技術を活用し、自然な会話を実現するボットやカスタマーサポートのチャットボットを簡単に作成できます。

Amazon Personalize

Amazon Personalizeは、機械学習を使って、ユーザーにパーソナライズされたレコメンデーション(推薦)を提供するサービスです。NetflixやAmazon.comで使われているような、ユーザーの好みや行動に基づいたレコメンデーション機能を、自社のアプリケーションやサービスに簡単に組み込むことができます。

Amazon Polly *

Amazon Pollyは、テキストを自然な音声に変換するサービスです。クラウドベースで動作し、数多くの言語やアクセントに対応しているため、さまざまなアプリケーションで音声合成機能を簡単に導入することができます。これにより、ユーザーはリアルタイムでテキストを音声に変換することが可能です。

Amazon Rekognition *

Amazon Rekognitionは、画像や動画から顔やオブジェクト、テキスト、シーンなどを自動的に認識するAWSの機械学習サービスです。Amazonの豊富な経験と強力なディープラーニング技術を活用し、さまざまなユースケースに対応した画像および動画解析を行うことができます。これにより、開発者は画像処理に関する複雑なプログラミングなしに、アプリケーションに高度な視覚分析機能を追加できます。

Amazon SageMaker *

Amazon SageMakerは、機械学習モデルの開発、トレーニング、デプロイを簡単に行えるフルマネージドサービスです。データサイエンティストや開発者は、SageMakerを利用することで、インフラの管理に煩わされることなく、モデルの構築から運用までを一貫して実施できます。AWSが提供するこのサービスは、機械学習プロセスを迅速化し、ビジネスに機械学習を取り入れるハードルを大幅に下げます。

Amazon Textract *

Amazon Textractは、ドキュメントや画像からテキストやデータを自動的に抽出するフルマネージドサービスです。手動でのデータ入力を必要とせず、スキャンされた書類やフォーム、請求書などから構造化された情報を簡単に取得できます。これはOCR(光学文字認識)技術を超えたもので、テーブルやフォームのレイアウトも正確に認識し、データの抽出を行います。

Amazon Transcribe *

Amazon Transcribeは、音声データをテキストに変換するフルマネージドの音声認識サービスです。会議、インタビュー、コールセンターの通話記録など、さまざまな音声コンテンツを自動的にテキスト化し、文字起こしの効率化を実現します。リアルタイム