AWSIT

Amazon EBSとは|AWS認定試験対策

★ 記事内にプロモーションが含まれる場合があります ★

当ブログの内容は筆者の経験と知識に基づいていますが、AWSのサービスおよび認定試験は定期的にアップデートされています。もし記事に誤りや古い情報がある場合、お手数ですが「コメント」や「お問い合わせ」からお知らせいただければ幸いです。読者の皆様からの貴重なフィードバックを歓迎しており、正確かつ有益な情報を提供できるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

Amazon EBSとは

概要

Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) は、EC2インスタンス用の高性能なブロックストレージサービスです。EBSは、耐久性、可用性、スナップショット機能を提供し、データベースやファイルシステムなどのストレージニーズに最適です。用途に応じて、複数のボリュームタイプから選択できます。

特徴

Amazon EBSには以下のような特徴があります。

Amazon EBSの基本機能

  • 高スループットと低レイテンシー:Amazon EBSは高性能なブロックストレージを提供し、EC2インスタンスと一緒に使用することで、高スループットと低レイテンシーを実現します。
  • 永続性:EBSボリュームはEC2インスタンスから分離して保存され、インスタンスが停止または終了してもデータが保持されます。
  • 可用性と耐久性:EBSボリュームは単一のアベイラビリティゾーン内で冗長化され、99.999%の可用性と耐久性が確保されます。

Amazon EBSの重要な概念

  1. EBSボリュームのタイプ
    Amazon EBSは、異なるパフォーマンス特性とコスト構造を持つ複数のボリュームタイプを提供します。以下に各ボリュームタイプの詳細を説明します。
  • 汎用 SSD(gp3, gp2)
    • gp3:次世代の汎用SSDボリュームで、gp2と比較してより低コストで高性能。最大16,000 IOPSと1,000 MiB/sのスループットを提供。
    • gp2:汎用的なワークロードに適したバランスの取れたパフォーマンス。最大16,000 IOPS。
  • プロビジョンド IOPS SSD(io2 Block Express, io1)
    • io2 Block Express:高パフォーマンスと高耐久性(99.999%)を提供し、ミッションクリティカルなワークロードに最適。最大256,000 IOPS。
    • io1:高パフォーマンスを必要とするI/O集約型アプリケーションに適しており、最大64,000 IOPS。
  • スループット最適化 HDD(st1)
    • 用途:ビッグデータ、データウェアハウス、ログ処理などのスループット重視のワークロード向け。
    • 特徴:高スループットで低コスト。最大500 MiB/sのスループット。
  • コールド HDD(sc1)
    • 用途:頻繁にはアクセスされないデータ向け。例:コールドデータストレージ。
    • 特徴:最も低コストのボリューム。最大250 MiB/sのスループット。
  1. スナップショット
    • 説明:EBSボリュームのポイントインタイムのバックアップを作成します。スナップショットはS3に保存され、ボリュームの復元やクローン作成に利用できます。
    • 利点:データのバックアップと復元が容易で、異なるリージョンやアカウント間でのデータ移行にも利用可能。
  2. 暗号化
    • 説明:EBSボリュームのデータは、保存時および転送時に暗号化されます。暗号化にはAWS KMS(Key Management Service)を利用します。
    • 利点:データのセキュリティを強化し、コンプライアンス要件を満たします。
  3. EBSパフォーマンス最適化
    • I/O サイズの最適化:大きなI/Oサイズを使用すると、スループットが向上します。
    • スケーラビリティ:必要に応じてボリュームサイズやパフォーマンスを動的に変更可能です。

ユースケース

Amazon EBSの代表的なユースケースをいくつか紹介します。

  • データベースストレージ
    高IOPSを必要とするデータベースアプリケーションに適しており、MySQL、PostgreSQL、Oracleなどのデータベースのストレージとして広く使用されています。
  • バックアップとリストア
    EBSスナップショットを活用して、データのバックアップやリストアを簡単に行うことができます。定期的なスナップショットは、データの保護に役立ちます。
  • ビッグデータ分析
    高いスループットを必要とするビッグデータ処理のストレージとして使用できます。EBSのプロビジョンドIOPSボリュームは、大量のデータを迅速に処理するのに最適です。
  • ログ処理とファイルシステム
    EC2インスタンスに接続されたEBSボリュームを使用して、ログファイルやアプリケーションデータのストレージとして利用できます。また、ファイルシステムを構成するための基本的なストレージとしても利用可能です。

まとめ

Amazon EBSとは?AWS認定試験対策

Amazon EBSは、EC2インスタンス向けの柔軟でスケーラブルなブロックストレージソリューションです。試験対策としては、EBSのボリュームタイプ(汎用SSD、プロビジョンドIOPS、スループット最適化HDDなど)やスナップショット機能、暗号化オプションについて理解を深めることが重要です。また、ユースケースに応じた最適なボリュームタイプの選択方法や、性能のチューニング方法も試験に頻出する項目です。

次回の記事では、「Amazon EFS」について詳しく解説します。

参考

・AWS公式
https://aws.amazon.com/jp/ebs/

【AWS認定試験対策 サービス一覧】

【AWS各サービス概要一覧】

【おすすめの参考書】

リンク先からご購入いただき、サイト運営をご支援いただけますと幸いです…

\タイムセール中/
Amazonで探す
\お買い物マラソン開催中/
楽天市場で探す
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピングで探す

コメント

タイトルとURLをコピーしました