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NATゲートウェイとは
NATゲートウェイには、NAT機能があります。インターネットへの通信経路を持たない、あるいは、パブリックIPアドレスを持たないプライベートサブネット内のリソースであっても、NATゲートウェイを経由することで、インターネットへ接続することが可能となります。
NATゲートウェイは、デフォルトでパブリックサブネットに配置されます。プライベートサブネット内のリソースは、ルートテーブルでNATゲートウェイを送信先として指定することで、NATゲートウェイを介して外部と通信します。
NATゲートウェイは、AWSのマネージドサービスであり、高可用性とスケーラビリティを提供します。複数のアベイラビリティゾーンにNATゲートウェイを配置することで、単一障害点を回避し、高い冗長性を確保できます。また、必要に応じてトラフィック処理能力をスケーリングできます。
まとめ
NATゲートウェイとは、「NAT機能を持つAWSのマネージドサービス」です。
ちなみに、かつては「NATインスタンス」という、NAT機能をインストールしたEC2インスタンスがメインで用いられていました。EC2インスタンスとして実行されるため、柔軟性がありますが、ハードウェア障害に備えて冗長性を確保するために複数のNATインスタンスを配置する必要があります。また、NATインスタンスはEC2料金が発生するため、コストがかかることも考慮する必要があります。
現在は、NATゲートウェイの方がより簡単にセットアップでき、高可用性やスケーラビリティが提供されるため、NATゲートウェイの使用が推奨されています。(一部のユースケースではNATインスタンスが必要な場合もあります。)
参考
・AWS公式ガイド
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/vpc-nat.html
【AWS認定試験対策 サービス一覧】
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