AWS Organizationsとは｜AWS認定試験対策

当ブログの内容は筆者の経験と知識に基づいていますが、AWSのサービスおよび認定試験は定期的にアップデートされています。もし記事に誤りや古い情報がある場合、お手数ですが「コメント」や「お問い合わせ」からお知らせいただければ幸いです。読者の皆様からの貴重なフィードバックを歓迎しており、正確かつ有益な情報を提供できるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

AWS Organizationsとは

概要

AWS Organizationsは、複数のAWSアカウントを一元管理するためのサービスです。組織全体でのアカウント管理、アクセス制御、請求の統合、ポリシーの適用などが可能で、大規模な組織やエンタープライズ環境で特に有用です。このサービスを使うことで、複雑なAWS環境を効率的に管理し、セキュリティやコストの管理が簡素化されます。

特徴

AWS Organizationsの主な特徴には以下があります。

• アカウントの一元管理
  AWS Organizationsを使用すると、複数のAWSアカウントを一元的に管理できます。これにより、組織全体でのポリシーの適用やアクセス権限の管理が容易になります。
• サービスコントロールポリシー (SCP)
  サービスコントロールポリシー（SCP）は、組織全体または特定のOU（組織単位）に対してアクセス権限を制限するためのポリシーです。これにより、アカウントごとに個別にポリシーを設定する手間が省け、セキュリティを強化できます。
• 請求の統合
  組織内のすべてのアカウントを統合して請求処理を行うことで、コスト管理が簡素化されます。統合請求を利用すると、コストの集約や割引の適用が可能になります。

まとめ

AWS Organizationsは、複数のAWSアカウントを一元管理し、セキュリティ、コスト、ガバナンスを効率的に管理するための強力なツールです。特に大規模な企業や複数の部門を持つ組織にとって、AWS環境の最適な運用を実現するために不可欠なサービスです。

次回の記事では、「AWS Systems Manager」について詳しく解説します。

参考

・AWS公式
https://aws.amazon.com/jp/organizations/

・AWS Organizations（PDF／AWS Black Belt Online Seminar）
https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/20180214_AWS-Blackbelt-Organizations.pdf

【AWS認定試験対策 サービス一覧】

【AWS各サービス概要一覧】

【おすすめの参考書】